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やさしい自然の聴き方 《入門編》 in 西尾 [やさしい自然の聴き方]

2015年の夏、敬愛する時間芸術家の橋本知久さんにご相談をして「小渡の魅力を音をつかって体感出来るプログラム」の提供をお願いしました。その結果、開催できたのが『やさしい自然の聴き方』。夏、早朝の小渡を橋本さんや参加者のみなさんと歩きながら、小渡の町のあちこちで立ち止まっては耳をすませて音を味わい、自分の知らない新しい世界にふれた感覚は本当に新鮮でした。

『やさしい自然の聴き方』が、さまざまな土地で開催されていくと橋本さんから伺って心待ちにしていましたが、今度は西尾市で開催が決定!愛知県の中でもお茶どころとして知られる西尾。プログラムの最後にはゆったりとお抹茶をいただきながら、ときを過ごします。

冬は空気が澄んでいて、音を聴くにはぴったりの季節。ぜひ、ごいっしょしませんか?


-------(以下、FBイベントページよりの転載です)------- 

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『やさしい自然の聴き方《入門編》in 西尾』

■日時:2016年1月23日(土)10:00-12:00(9:45から受付)

■会場:旧近衛邸〜西尾市歴史公園周辺

講師:橋本知久(時間芸術家)
募集人数:20名(先着順、予約優先)
対象:聴くことに関心のある方(音楽経験不問)
参加費:一般3,000、小中学生1,000円(呈茶券込み)
※雨天決行。(雨の日には雨の日のよい音がします。)
・飲み物など必要な方は各自でご用意ください。
・動きやすい服装でお越しください。

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◎お申込み方法:
件名:「やさしい自然の聴き方《入門編》in 西尾」参加申込み

本文:
1.お名前(よみがな)
2.メールアドレス
3.年齢
4.当日連絡の取れる電話番号

以上を明記し下記メールアドレスまで送信してください。

宛先:mindful.ears@gmail.com
※2日以内に返信いたします。もし連絡がない場合は、
メールアドレスに間違いがないかご確認ください。

・質問なども遠慮なくお問合せください。
・複数名でのお申込みの場合
お手数ですがお一人ずつ、上記の内容を明記の上、
メールでお申込みください。
定員になり次第、締め切らせていただきます。ご了承ください。

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◎会場アクセス
住所 〒445-0864 愛知県西尾市錦城町231−1
名鉄西尾駅から徒歩10分
または「六万石くるりんバス」右廻りコースで16分、
「歴史公園西」下車、徒歩3分
六万石くるりんバス(1乗車100円):
http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/6,1662,70,345,html

車でご来場の方は西尾市歴史公園の無料駐車場(50台)をお使い下さい。
http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/8,2179,92,417,html


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ワークショップ解散後、自由参加ですが
橋本さんを交えてのランチ交流会を予定しています。
(場所と予算は吟味中です)
こちらも参加を希望される場合はお申し込みの際に「ランチ交流会参加希望」と明記してください。

★出展元:https://www.facebook.com/events/932190823529198/ ★

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月夜に煌めくエトワール [ダンス/プレビュー]

新春の幕開けにふさわしい、とても華やかな公演がスタートしました(1月10日の東京を皮切りに、1月14日の大阪へと続きます)。パリ・オペラ座バレエ団のエトワール、エルヴィ・モロー、ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオという豪華な顔ぶれに加えてモンテカルロ・バレエ団やネザーランド・ダンス・シアターに所属していた中村恩恵が参加します。この企画はエルヴィ・モローがピアニストのジョルジュ・ヴィラドムス・ウェーバーとの共演をきっかけに生まれたダンスと音楽の美しいコラボレーション。オーストリアの詩人J.C.ザイドルの「月に寄せる人の歌」から着想を得て構成されているのですが、冬の夜空にピッタリの構成ですね。愛知県の公演は「コンサートホール」での上演ですから、澄み渡った音色が作品の世界観を一層深めてくれそうです。美しい音楽と華やかなエトワールたちの饗宴は必見の舞台です!

さてさて、必見とご紹介するには理由があります。上演プログラムを見てみましょう。

★Ballet 『LUNA』ラフマニノフの『ヴォカリーズ』にモローが振付、日本初演(モロー出演)。
☆Music リスト:バラード第2番ロ短調
★Ballet 『瀕死の白鳥』サン=サーンス『動物の謝肉祭』より第13曲「白鳥」ミハイル・フォーキン振付(ジルベール出演)
☆Music サン=サーンス:序章とロンド・カプリチオーソ
★★Ballet 『タイトル未定』世界初演 アルヴォ・ペルト『鏡の中の鏡』パトリック・ド・バナ振付(モロー、ガニオ)
★Ballet 『月の光』ドビュッシーにイリ・ブベニチェク振付(モロー)
☆Music イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番ニ短調 “バラード”
★Ballet ワーグナーの『トリスタントとイゾルデ』よりパ・ド・ドゥ ジョルジオ・マンチーニ振付(ジルベール、ガニオ) 日本初演
★★Ballet 『ツクヨミ』アルヴォ・ペルトの「アリーナのために」に中村恩恵が振付(モロー)世界初演
☆Music ポンセ:メキシカン・バラード
★★Ballet 『フィナーレ』マヌエル・ポンセ作曲、ギャスパール・グラウス編曲「エストレリータ〜小さな星〜」オールキャスト

・・・ね、これは必見でしょう(笑)?

中でも注目したいのは中村恩恵振付の『ツウクヨミ』。もともと予定されていた『月の光のかたわらで』ミルピエ振付作品からの変更したのですが、日本の振付家の作品を日本のお客様に紹介したいというモローの熱い想いが形になったものだそうです。モローは囲み取材の際に「恩恵はとても大好きな振付家。コラボレーション出来て本当に嬉しい。」と語っていたほど。こういうアーティスト同士の相思相愛関係が生まれているときって、すばらしい作品になることが多いので、期待大です。ツクヨミという日本の神をテーマにした作品を、モローがどう表現するのかも、日本のファンとしては見逃せませんよね。

美しい世界にふれて、1年の元気をチャージしませんか?


■日時:2016年1月13日(水)19:00-

■場所:愛知県芸術劇場コンサートホール

詳細は下記をご確認下さいね。
http://www.aac.pref.aichi.jp/syusai/etoile/index.html

*ドロテ・ジルベールさんによるバレエワークショップ、聞いたところによるとまだ、ほんの少し空きがあるそうですよ〜。バレエダンサーの方はぜひ☆
http://www.aac.pref.aichi.jp/syusai/etoile/index4.html
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2016年も、どうぞよろしくお願いいたします。 [ごあいさつ]

2016年がはじまりました。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。!

さて、年頭のごあいさつを綴るにあたり、いろいろと想いを巡らせてみましたが、そもそも自分が文章を書くことはどういうことだったのかということに思い至りました。アートに関するテキストを書き連ねるようになって10年ちょっとが経過しましたが、2005年のダンス評論賞での第1席受賞は私にとってとても大きな機会となりました。あの受賞があってこそ今の自分がいるといっても過言ではなさそうです。でも、もっと深い原点に目を向けてみますと、私が自分の感じたことを言葉にしてアウトプットすることは、アコヤ貝と真珠玉のようなもののように思えるのです。

真珠玉は、アコヤ貝の中に小さなキズをつけ、そこに貝のカケラを埋め込んでつくられることはご存知でしょうか?アコヤ貝はキズに埋め込まれたカケラがチクチクして痛むので、そのカケラを自らの粘液で包んで角を丸くしていきます。それがくり返されることによって、美しい真珠玉が生まれるのだとか。私はこのエピソードを聞いたとき、自分と言葉の関係に似ていると感じました。子どものころから大人になっても、私は自分の想いをその場で言葉にすることが苦手でした。辛いことや傷ついたことを外に向けて表現することが難しいと感じて苦しんでいました。でも、どこかでその苦痛から抜け出したくてもがいていました。もがく=自分が何を感じ、どう考えているかとひたすら向き合うことでした。そしてアートを通して自分の感じたこと、考えたことを言葉にして発信することを覚えたのです。まだまだ真珠玉の域には達していないとは思うのですが、それでもこれまでの月日は私に言葉を紡ぎださせるための必要なときの堆積であり、結果、少しは美しい言葉を生み出せているのではないかと感じるのです。

私は今年で40代後半へと突入しますが(笑)、重ねる齢の分だけ真珠のような言葉を生み出していけるような淡い希望を抱いています。ここ数年はブログへの投稿数が減っていて、ちょっと反省もしているのですが、それでもやっぱり言葉を紡いで発信することは大切なことだと感じています。

どれだけ自分の人生の中で美しい真珠を生み出せるか・・・これは私の書き手としてのヴィジョン。さて、今年はどこまでこのヴィジョンに近づけるでしょうか。少しづつでも、進んでいけたらと思いますので、どうぞお付き合い下さいませ。鑑賞者として、人生を歩む者として、生き抜いていこうと思います。

    
  2016年1月6日 Arts&Theatre→Literacy 亀田恵子
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