精華小劇場 『精華演劇祭』／大阪

以前、このブログで京都の『立誠・文化のまちプロジェクト』についてご紹介しました。京都の繁華街にポツンと取り残されたように存在している元小学校の建物。このプロジェクトは、荒廃の一途にあったその施設を住民の文化拠点とすべき動き出したプロジェクトです。私はこのプロジェクトを「まちづくり」というコンテンツでご紹介したのですが、今回ご紹介する劇場も、この動きに近いように感じています（精華小劇場のコンセプト：http://seikatheatre.net/concept.html）。

少子化、都市の空洞化…さまざまな問題や課題が山積している現代ですが、アートがこうした空洞に入って機能していくのは、理にかなっているようにも思えます。

ハイバイ、千日前ダンス倶楽部、梵火の事務所、青年団＋南河内万歳一座共同企画など、魅力ある東西の劇団（ダンスカンパニー）が集っているようです。先日は千日前ダンス倶楽部を拝見。8月の末には青年団を拝見しに行く予定です。帰省と観劇を兼ねて、ちょこちょこチェックしていけたらいいなと思います。


精華演劇祭：2009年6月25日－8月30日

■動画付き詳細案内…http://seikatheatre.net/play.html


■精華小劇場：http://seikatheatre.net/
■関連記事：http://atl-since07.blog.so-net.ne.jp/2008-02-13#more

＊ちょっとタイプは違うかも知れませんが、東京には「にしすがも創造舎」がありますね。

立誠・文化のまちプロジェクト

少子化の波の影響、意外と身近に起こってきていますね。私は、これまで廃校は離島や山間部などといった過疎化によるものが大半だと思っていました。でも、廃校の現実は都心にも進んで来ているんですね。京都の繁華街、木屋町にある立誠小学校も１９９３年(平成４年)にその教育施設としての役割を終えて、２００５年(平成１７年）からは高倉小学校の第二グラウンド・また、祇園木屋町特別警察隊の拠点として現在は活用されているそうです。

アトリエ劇研の杉山プロデューサーにご案内頂き、まちづくりプロジェクトとして歩き出したばかりの、元立誠小学校を取材してきましたので、レポートしてみます。

 

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